初代MacBook Airを快適にする方法

2014年9月27日

どうもえいやん（eiyan0906）です。

今日は非常にマニアックな記事です。
初代（初期型）のMacBook Air（2007）のSSD交換レポートです。

apple製品にありがちな初期型だけラインナップから消えるパターンに見事ハマったかわいそうなMacbook Airです。
それでもMacbook Airなので手を入れてやれば頑張れる子になれます。

HDDをSSDに交換しよう

普通に使用していても激クソ重になる残念な初期型MacBook Air。
問題は大きく2点あります。
・HDDの消耗
・熱処理がそもそも終わってる

今回HDDをSSDに交換するに当たり、熱処理問題も改善してみましたので、参考にできる方は非常に少ないと思いますが記事として残しておきます。

SSDを用意しよう

初期型MacBook AirのHDDを交換するに当たり、下記サイトを参考にさせていただきました。
多分、交換を検討された方はみなさん閲覧されたのではないでしょうか。

MacBook Air ZIF 1.8インチHDDを　SSD　PF18Z64GSSDZIFへ交換
初代MacBook AirのHDDをSSDに交換する
MacBook Air (初代)のSSD化

僕も参考にさせていただきましたが、一つ問題がありました。
紹介されているSSDはすでに販売終了しており、入手が困難であること。

いろいろ探った結果、初代（初期型）MacBook AirのSSD交換キットが発売されていることを知りました。

いや、これめっちゃ高いやん！

確かにSSDで快適にしたいとは思っていますが、初代（初期型）MaccBook Airに2.5万もかける気はないですよ。
大抵の人はそう思うでしょ？

SSDの接続方式はZIFという特殊なタイプを採用しています。
つまりサイズと接続方式さえ合えば装着できるだろ、と思い下記の商品を見つけました。

あれ・・・今は17000円もするのか。
当時購入した価格は11000円ほどだったので、ずいぶん値が上がってますね・・・。

でもこの商品は接続できませんでした。
レビューでは認識した！という書き込みもあったので大丈夫だろう、と思ったんですが。

一度新品に交換してもらって試してみましたがいずれも認識することはありませんでした。

ここで一度挫折したんですが、数カ月後に再挑戦することに。

見つけました！お手頃価格！
容量が64GBと交換前のHDDよりも少なくなってしまいますが、そもそもこのMacBook Airの用途を考えるとOSが押さまえればほぼ問題ないわけです。

早速注文し取り付けにかかりました。

SSD交換の道のり

まずケースを外します。
計10箇所のネジを外します。
大中小3タイプのネジがありますので、取付箇所を間違えないようにしましょう。

カバーを開けるとこんな感じです。
HDDの交換はピンクで記している部分のネジを外せばOKです。
優しく作業してあげてください。

そして肝心の交換作業・・・
なんということでしょう、写真を撮るのを忘れました・・・

ZIFのコネクタは向きがありますが、ラベル面を上にしておけばよかったと思います。
問題は、正しく差し込んでもなかなか認識しないということです。

何度も何度も抜き差しして試してください。
ここで諦めたらSSDを装着することができません。

初代（初期型）MacBook Airのサーマルペースト問題

CPUの部分にグリスが塗られているのですが、経年劣化もありほぼ機能していない状態に陥りやすことがわかりました。
なのでついでにこちらも手を加えておきましょう。

青字部分のネジを外せばOKです。
優しく！優しくね。
CPUケースのところにある金属棒（ヒートシンク）ですが、これは正しくCPUの下に来るように設置しておきましょう。
この位置が悪いとグリスの問題以前の話になります。

盛りすぎ・・・　というか、なんというか。
発売から7年も経てばグリスも硬化してしまうんですね。

綿棒で優しく取り除いてやりました。
もうカッチカチでした。これじゃぁ熱も逃げないわな・・・

キレイにするとこんな感じです。

ちょっと量が多かったかな。
もっと薄く縫ってやるほうが良いですね。

熱伝導性の高いグリスシートを使うほうが良いかと。
セラミックグリスを使いましたが、作業の効率と効果を考えるとグリスシートの方が良いですね。

最後はケースをもとに戻して完了です。
これで初代（初期型）Macbook Airの持病であるサーマルペースト問題がかなり改善されます。
とてもカンタンなのでぜひお試しあれ！

ではまた！